☆「田村ゆかり Live Tour 2005 *Spring fever* 追加公演」神奈川県民ホール 18:00-


終わったあと、楽しかった、より、疲れたー、が正直なところ。充実出来たライブだったと思う、自分自身が。
その大きな要因は3列目通路脇という席にあったわけなんですが。
ライブとしての出来自体も東京公演や昨年夏や一昨年暮れに比べて上だったんじゃないでしょうか。
ロビーで有名ファンの某氏に「神奈川とくに良かったー」というと、その人はいたずらっぽくチッチッチと指を振って
「全部いいんです」と返されて一本取られましたが。
今回はホールでは久しぶりにいい席だったんで、まあ2階には2階の、3階には3階の良さもあるけれど、
出演者が間近で見れるというのはやはりいいですね。


1.Spring fever
歩いてくるゆかりんの表情がくっきりはっきり見える。イントロでグッときました。春らしい曲ですね。
この日は終わってから場所が場所なので仲間内で遠くの人間が帰って4人で軽食をとったんですが、
去り際に一人から今日で引退すると告げられました。ああ、春なんだなあと思いながら、
頭の中に響いてきたのがこの曲のイントロ。忘れられない一日になりました。


2.Sugar Time Trip
3.Fortune of Love
ゆかりんが近くて嬉しかった。でも実は関内駅までの車中で寝入ってたくらい疲れが溜まってたので、
2曲目ですでにヤバイ、今日はもたないかも、と危機感も頭をよぎってたんですけどね。
ゆかりんの歌は良かったです。調子も悪くなかったんじゃないでしょうか。
けど、この辺りはゆかりんばかり見ててとくにキーボードの大久保さん、ドラムの熊丸さんはほとんど見てなかった。


MC1.
この会場を「神奈川県民ホール?」とはっきり覚えていなさそうなのも、ゆかりん節かな?
客席を座らせて、「初めてSpring feverに来た人?・・・いたいた。ピュアな人がたくさんいますよー」
「3階の人、坂道になってて怖くない?さっきリハーサルの時3階に行って跳んでみたよ。怖かった」
「そうそう、それで海が見えたの。窓のところに行ったら、あれあれ、下に法被を着た人がたくさんいるよーって」
「誰か気がつかないかな、と思ったら下でこっちを見ている男の子がいるの。カバンからゴソゴソしてメガネを取り出して
怪訝そうにこっちを見てるの」
「操ってやろと思ってにゃんにゃん、にゃんにゃんにゃんってやったら、その近くの法被集団の人たちが
気がついてやってくれた」
「先週は大阪名古屋に行って何かやったじゃーん?その後一週間、何も楽しいことがなかったの」
キーボードの美佳さんが、えー?と首をかしげて苦笑してますよ、ゆかりん
「2日間休みがあったから引きこもってやろうって」
「ゆかりはお家では一人なんだけど最近は便利なものでインターネットってあるの」ゆかりんのネット好きを知ってる
会場から笑い。
ネットゲームをしてて食糧を買いにコンビニに行くって言ったら、他のプレイヤーから外へ出るってことで「勇者」だと
言われたそうです。ゆ、勇者っすか!


4.Fallin' into you
ダンサーさん4人に囲まれて早着替え。衣装は東京公演と同じだったような。
5.Baby blue sky
明るくて清清しいアレンジ。これ、いいですね。
6.Super Special Day
伊集院メイというよりもゆかりん自身という感じに聞こえました。
7.Ever-Never-Land
ネコ、ウサギは近くで見ると巨大だった。
今回の4人のダンサーさんたち、踊りもさることながら表情も良かったなあ。
ゆかりんが舞台袖に消えた後も、ダンサーさんたちが凄く楽しんでる雰囲気が伝わってきました。


8.心の扉
私は初めて聞きましたが、青い星がいっぱいの夜空に変わった舞台がこの曲にぴったり。
味わい深い曲。


MC2.
純白のドレスにティアラをいただいた姿で「回るの?」と本人から聞いてきます。
やっぱり回ってほしい。1周目はちょっと躓きかけて2週目はくるんと速く。
そしてパセラのレタスチャーハンの後日談。アニカンhm3の人がレタスチャーハンを復活してもらえるように
パセラに口ぞえしてくれたらしい。どうなるんでしょうね。
「皆などこで打ち上げるの?居酒屋?さくら何とか?」
「厚生年金のとき新宿に月の雫って看板があったから8人くらいで行ったら満席ですって言われた」
「何とネットパトロールしてたら君達がオフ会してたらしいですね!ゆかりも数に入れといて」
「横断歩道で明らかにゆかりんのポスターを持った人がいたのに声掛けてくれるかと思ったら素通りですよ。
ピンクの服着てたのに。ガッカリしちゃった」
客席から「店のリクエストある?」ゆかりん大笑い。「今日はみんな車で来てるらしいの」
美佳さん「来てない来てない」
「熊ちゃんは運転手付きだもんね」
大久保さん「姫が行けといえば行きますよ」
日記によると大阪ではゆかりんだけ置いてけぼりを食って、名古屋では早々に帰されたらしいですね。
美佳さん「大阪のとき見つかったからね。信じられないくらい楽しかったよね」
ステージで打ち上げの相談に入る出演者たち(笑
「気になって気になって歌えないよ」
「どっかのグループに入れてください」他のメンバーはゆかりんの体を気遣ってるんだけど、本人はちょっとお冠?
客席「仲良くね」
美佳さん、思わず噴き出して大笑い。


9.最果ての森
「もしも世界に自分一人だけ」のあたりは頭上からの照明でゆかりんの顔が陰になって。歌が深く響いてきます。
すっときびすを返して去るゆかりん。かえって余韻が残ります。


10.AMBER〜人魚の涙〜
「優しさが波打つ頃・・・あの人の心に届けたい・・・特別な出会い・・・パヒューム・・・」というような
詩の朗読に続いて「昭和」「花魁」コンセプトの衣装で赤い照明を浴びてサビから登場。
ベースのマチダさんがめちゃめちゃノッてる。
ギターの菊谷さん、美佳さんもギターに持ち替えて前に出て。いやあ、美佳さん素敵だなあ。ファンになりそう。
これもゆかり王国的には浮気?
11.きらら時間旅行
イントロに入ってるフィンガークラップ(指パッチン)に合わせて手を上げてフィンガークラップしてたら、
気がつくと最前にいたイベンターの某氏も同じことをしてた。思わず目が合ってニヤッと。
この曲がまたライブで掛かることがあって、会場中にフィンガークラップが響いたらカッコいいと思うんだけどなあ。
12.Sweet Darlin'
イントロが掛かると客席の盛り上がりがさらに一段アップ。人気あるますね、この曲。ダンサーさんの踊りも魅せてくれる。
このあたりはこちらも、もう勝手に体が踊りだします。
13.薔薇のロマンセ 月のセレーネ
ダンサーさんに目を奪われていて、ハッと美佳さんを見るとアコーディオンを美しく弾いてます。美佳さん、いいなあ(笑
今日はゆかりんを見てる時間と、ダンサーさんプラス美佳さんを見てる時間が半々くらいだったりして。
そういえば前に水樹奈々ちゃんを最前で見れたときにもダンサーの林さんを見てる時間のほうが長かったような記憶が…。


14.Honey Moon
衣装換えしたゆかりん。跳ぶけどもういっぱいいっぱいです、私は。


MC3.
やっぱりこの曲はきついね、とハアハアするゆかりん
ここでメロメロメローンのコーナー。
まずはメンバーから。メロメロになって倒れたベースのマチダさんにメローンメローンと追い討ちかけまくるゆかりん
1F下手側、2F、3Fとメローンしてもらってるのに1F上手側だけ無視。ハイハイハイハイ!と催促する上手側。
おいしかったですね。
そしてウサギさんネコさんを呼び入れるけど、あからさまにウサギを贔屓するゆかりん
手を振って客席にネココールを要求するネコ、役者だなあ。ウサギとコール合戦。
最後はゆかりんが「まあまあ仲良くやろうよ」。いや、最初にあおってるのゆかりんなんですけど。


15.大好きと涙
ゆかりんが自分で「だーい好きだーい好きだーい好き好き」を歌っていても耳に手を当ててるところは
こちらも歌うべきかどうかちょっと迷った。
16.Baby's Breath
近かったからじっとゆかりんを見つめて。周りはめちゃくちゃ跳びまくり。床が振動でうねってます。
ツーコーラス目は我慢できずに跳んじゃいました。
今日初めてはっきり気がついたんだけど、「君に届けBaby's Breath」のあたりは凄く力強く歌ってるんですね。
今まではともすると優しさ、切なさに心を奪われがちだったけど、この曲の本質は力強さ(芯の強さ、意志の強さ)にあったんですね。
感動が深まりました。やっぱり最高の曲。
17.惑星のランデブー
18.Picnic
疲れたよー。でも思いっきり汗をかけた。


20:10くらいにアンコール。間で「ゆかれんじゃー」とかMCを挟みながら。
EN1.Love parade
EN2.恋せよ女の子
新曲お披露目。ライブ向きの曲ですね。
EN3.Little Wish 〜first step〜
この曲も聞き入りました。


そして終演のアナウンスはあったものダブルアンコールで出てくれました。ファイナルだし嬉しい。
また「どうしよう何やろう?」と言ってるところへメンバー集結。
EN4.惑星のランデブー
曲名を聞いたとき、正直なところ、もう勘弁してくれーとチラリと思ったけど、
始まってみたらやっぱり跳んじゃう。ダンサーさんももう形振り構わず跳んじゃってるんだもん。
ちゃんと客席のこちら側とときどき目を合わせてくれるのが嬉しい。ていうか、4人のダンサーさんも、いいなあ(笑
でも、マジで疲労感。でも、それ以上に満足感とこの場のすべての人への感謝の念。
ステージ上の出演者に合わせて、こちらも横の人たちと手をつないでお辞儀。
気持ちは、この場のすべての人へ対して、君に届けBaby's Breath!