☆「硝子の靡風KOTOKO


ファーストアルバムの「羽‐hane‐」ほどのインパクトは感じなかったけど色合いを変えてきた2枚目は
これはこれで良かった。
気に入ったのは
2.「Wing my Way」6.「ささくれ」10.「421‐a will‐」11.「Free Angels」12.「β‐粘土の惑星」
あたり。


1.「RETREIVE」はイントロ1分半。高瀬さんの曲ですね。
2.「Wing my Way」はアルバム表題曲の9.「硝子の靡風」とともにこのアルバムのカラーを決めている曲のように感じました。
話し言葉に近い、心の中からすっと出てきたようなKOTOKOの詞がこちらにもそのまま自然に入ってきます。
さわやかな1曲。ゲームの主題歌だったんですね。と思ったら、ショートヴァージョンをゲームメーカーサイトかどこかで
ダウンロードしてた。PCに入ってましたよ。そうだ、ショート聞いたときも30曲くらい落とした中では
ベスト幾つかに入るくらい良いなあと感じたんだった。
続く3.「覚えてていいよ」はこの並び順がいい。マキシで聞いたときよりいい曲に聞こえます。
4.「ためいきクローバー」はI'veっぽすぎてあまり引っかからなかった。なんて、I've素人の僕がいうのも何だけど。
5.「Meconopsis」はヒマラヤの青い芥子のことなんですね。検索したら画像がありました。


6.「ささくれ」は自主アルバム「空を飛べたら…」を思わせるような曲。「あたしまだ」「あたしまだ」と繰り返すところは
深夜の電話を聞いてるような気分。
7.「琥珀」は「地に還る〜on the Earth〜」とセットになってるような印象。
8.「Re-sublimity」は12.「β‐粘土の惑星」とともに少し軽めなこのアルバムの中の核になってるみたい。
9.「硝子の靡風」は「セカチュウ」?悪い曲じゃないけどもう一つグッと来るものは感じなかったなあ。
PVは緑が目に優しくて癒されました、…くらいかな…。


10.「421‐a will‐」も2.と同じくさわやかな曲。詞もいいですね。とくに最後のブロックで手帳を「薄い手帳」と
いったところが引っかかりました。
11.「Free Angels」はファーストアルバムっぽい曲。ファーストの「幻影」はレッド・ツェッペリンみたいだなあ
と感じたんですが、この曲もブリティッシュっぽい。「幻影」と同じく好き。
12.「β‐粘土の惑星」は聞いてみたかった曲なのでアルバム収録は歓迎してます。
地球の大気層は大部分が15kmくらいだそうで、地球の半径が6000kmを超えていることから考えてみると、とても薄い。
その薄い大気のよどんだ底でたゆたい、揺らめくように生きている感覚。奇抜なタイトルの意味は知りませんが、
ずっと流していたくなる曲。
13.「赤い玉、青い玉」はラストにちょうどいい静かな曲。季節を感じさせる言葉の羅列はやや食傷気味になってしまった。


DVDは29分あるメイキングは楽しかった。KOTOKOさん、お肌プリプリじゃん。LAでタイ料理と焼肉と中華食べまくってました。
メイキングの中でKOTOKO自ら「硝子の靡風」に「あの木がイメージにあってる」といってましたが、
木が好きですね。「地に還る」も美瑛の有名な木をモチーフにしていたし。
ところで、ジェネオンは抽選イベントでゲタ履かすの止めて欲しいなあ。
I've系の人がCD出す条件にでもなってるんでしょうか。