☆7/14(水)発売「闇のバロック」は3組(?)の敵キャラの3曲入り。neowing.co.jp

ミュージックナビの情報に加えてもう少し詳しく出ました。
「闇のバロック」は確かシェシェ・ミミの曲だったのでレディバットの曲はこれから番組内で聞けるのかな。



☆「メモリーズオフ〜それから〜」キャラクターファイルCD。
8/4(水)発売の沙苗ちゃん(01陵いのり) 、かかずさん(02藤原雅)以外の3枚の発売日だけ出ました。
03 野乃原葉夜(CV:こやまきみこ) 9/1(水)
04 花祭果凛(CV:榎本温子) 9/1(水)
05 鷺沢縁(CV:石原絵理子) 9/23(木)
03-05のリンク先は18禁サイトです。収録ドラマを全部聞くには5枚とも買わなければならないんですね。



□「忘却の旋律」#8「すでに択ばれていた遠い道」遠音。
今回は、遠音の「鳴り響け!あたしのメロス!」のシーンに尽きちゃいますね。
あんな顔をするとはねぇ。沙苗ちゃんのセリフも決まってました。
行く手をふさいでいたダムを絵市の描いた瞳を射抜くことで打ち砕くと、そこに進むべき道があったんですね。
自分の進むべき道から逃げていた遠音が逃げる事を止めて戻ってきた時、絵市も谷を去り、幼なじみの金谷みりにも
これまでの行いを清算するときが訪れていました。
母もいない故郷の谷に残っているのは、金谷みりの手先として働く人たちしかいない。
遠音が旅立つ時が来たんですね。
力の源である角を遠音に託してしまったユニコーンは、その時をじっと待っていたわけですか。
以前遠音があけた穴をふさいだのは、遠音の心が定まっていなかったということなんでしょう。
決心した遠音がユニコーンに角を戻すと(どこから戻してんだという話はおいといて、アハハ)
ユニコーンは本来の姿に戻ります。
そして吹っ切れた乙女はユニコーンにまたがり軽やかに疾走させる、行くべき道を。
アイバーマシンなんてと吐き捨てた前言をあっさり翻す遠音は、むしろ爽やかで良かったです。
この先が楽しみになるようなラストシーンでした。
今回やや物足りなかったのは、谷の人々。みりが倒された時、ガヤを入れたりして慌てふためきザワついてもよかった
のでは。鼠講谷編の冒頭で算盤を一心不乱にはじいて異様な雰囲気を出していた人々は、その後、谷から存在感が
消えてしまった。鼠講谷編を見終わって、何かすかすかした印象が残る一因ではないでしょうか。
金谷みりもなぜあそこまで金に執着するようになったのか、金を得てどう自分の虚栄心を満足させたのかが
私には伝わってこなかったので、どこか腑に落ちない感覚が残ります。
同じように、遠音があれほどメロスの戦士に反発していた理由も描かれていなかった。
結局、ボッカたちの旅の行く手をふさぐ障壁を、自らの「葛藤」にけりをつけた新たな仲間が打ち砕き、共に先へ進む、
という構図はよくわかるのですが、キャラクター達の内面が丁寧に描かれていないので、ストーリーが表面的に
感じられました。
ここまで「葛藤」と「旅立ち」がクローズアップされている作品なのだから、もう少しキャラクターの内面を描写すれば
ウテナ」の亜流っぽい印象を打ち破れると思うんだけど。
あと、この谷にはまるで第三セクター事業の残骸のように建設中の橋脚が放置されていたり、前回の岬編は見てないんですが
OPでも海岸に無数の橋脚が林立していたりするのが印象的です。
20世紀の終わりの戦争って、80年代の日米貿易摩擦→米国の凋落・日本のバブル→日本のバブル崩壊・米国一極集中、
という経済戦争のようにもとれそうな。金谷みりもお金はドルで数えていたし。
モンスターと人間の戦争って、ナショナリズム的な意味合い…っていうのは考えすぎなんでしょうね。



☆その「忘却の旋律」オリジナルサウンドトラックが7/21(水)ビクターから発売。mangazoo.jp。「GERTACK!のにっきちょう」さんから。

  • >値段:3045円(税込)
  • >収録:OPテーマ「Will」lisa、EDテーマ「てのひらの光」みなを 挿入歌「Smile for life」みなを、「青空」みなを