☆今日のTBS「忘却の旋律」はジャスト1時間遅れ。遠音登場回のはず。



☆「いちご100%」オリジナルアニメ化。少年ジャンプから。
真中淳平と、4人の美少女達をアニメ化。
ということなので北大路さつきも出るんでしょう。
ジャンプフェスタ・アニメツアー04」として

で上映。計13700名を無料招待。各地で応募締め切り日が違います。詳しくはジャンプ誌を。


このの日記に書いたサクラ大戦の歌ですが、タイトルは「サムライ魂」というんですね。ファミ通PS2誌から。
歌っているのは「ジェミニ役の小林沙苗さん」とあって、キャラ名義か本人名義かは
記事からはわからなかったですが。
オープニング用と通常版と2種類あるそうです。全曲集では「ショートヴァージョン(仮)」と
「ロングヴァージョン(仮)」となってます。MUSIC NAVI




☆「月刊ニュータイプ」8月号「Featuring CV 小林沙苗-ワインレッドのドレスで銃を撃つマドラックス-」
□「MADLAX」#15「偽争-camouflage-」
マドラックスは過去の記憶がなく、ただ唯一の自分を知る人SSSの言うままに動いていれば
自分だけの殻に閉じこもっていられた。
それが「ヴァネッサと出会ってから少しずつ変わってきています」(「Featuring CV」から)と沙苗ちゃんも
言うように、Aパートの最後で「私、知りたい」と銃を見つめながらマドラックスは呟く。
これまで彼女が知り合ってきた者たちとは名前すら告げられなかったり(ピート)、殺すために知り合ったり
(司令官)、関係は短く、深く関わることもなかった。
もしかしたら、あるいはおそらく、SSSという人物すらマドラックスはよく知らないのではないでしょうか。
それがともに父を求めるヴァネッサとは深く関わってしまった。
#13「覚鳴-awake-」でヴァネッサが素直にマドラックスに「真実を求めたい。そして父がやろうとした事を…」
と語ると、マドラックスも「微かな記憶がある。この国のどこかにいる。父が」と初めて父の事を人に打ち明ける。
「なぜ父に追いつけないのか。なぜこの国にいるのか。私が誰なのか」堰を切ったようにマドラックスは心の中を
さらけ出していく。「私は知りたい」
同時にマーガレットにも微妙に変化が現れる。彼女もまた目覚めつつあるように見えます。
赤い靴とパスタを手がかりに、ヴァネッサの目を通して二人が結び付けられています。
クアンジッタも「月が変わる」と何かの変化を示唆する。
#14「妄想-memory-」でアンファンのトラップに掛かったマドラックスをヴァネッサが体を張って助けようと
したことで、二人の結びつきはさらに深くなる。
このときのマドラックスは白いドレスで着飾って彷徨いながら呟く。「言わなくちゃ。何を」
眠る前に彼女はヴァネッサに「(マーガレットと)友達になれるかな。お洒落して会わなくちゃ」と言っていた。
マドラックスはマーガレットに何かを伝えなくてはならないのでしょう。でも何を?
ナハルが言うマーガレットを指して「資質がある」ということと関係あるのでしょうか。
「パスタ」というセリフでは、マーガレット側の画面にマドラックスの声を、マドラックス側の画面に
マーガレットの声を被せることで、二人の結びつきが印象付けられる。
そして#15「偽争-camouflage-」ではマドラックスの内面がさらに明らかになります。
薬莢が転がる音を聞いて(あるいは銃声を聞いて)「嫌な音」と呟く。
「でも」、幼いあの日と同じように両手で銃を持って、「私、知りたい」。
これまでは自分の殻に閉じこもるために銃を打ってきた彼女が、今自分を知るために銃を打つようになった
とも見えます。
DVDのCMで「今すらない私。教えて。何もない人間は何をしたらいいの」と語っていたマドラックスは、
ヴァネッサと出会って、何かをしようと動き出したのでしょう。
「過去の記憶をもたないマドラックスの気持ちをつかむのは難しかった」(「Featuring CV」)と沙苗ちゃんは
言ってますが、自分が誰かも知らず、なぜここにいるのかもわからず、心の中は深い虚無に包まれながらも
表面は何事もないかのように過ごし普通の女の子のように見えるマドラックスという人物を演じるのは
難しかったんでしょう。
しかも、「何のために傭兵の仕事をしているのかもわからなかったんです。(中略)初めのころは監督や
ディレクターさんに指示をいただいて」(「Featuring CV」)と言っているのを見ると、根幹に関わる設定は
教えられていなかったようです。最初のころはマドラックスという人物を役者の側が作り上げるというより
一つずつ演出側の指示を貰っていたのかもしれません。
過去を知るために自ら再びアンファンのトラップを受け入れるマドラックス
そこで見たものは人形を抱えて走り回るレティシア、そして追いつけない父。
レティシアは、ここは真実のあるところだという。だが、マドラックスは偽りだと告げられる。
BGMでかかる「I'm here」は「思い出を欺いた罪」を歌う。
「すべては偽り」とレティシアが明かしたとき、ガザッソニカに関する本当のデータが表示される。
マドラックスはあの日から過去を偽られてしまったようにも感じられます。
「彼女の父親については(中略)出会えて幸せになれるかどうか」(「Featuring CV」)とも言ってますが、
「父親」というのも今は括弧で括っておかなければならないかもしれません。
マドラックスが言う「父」と出会えたとき、そこには悲しみがあるような予感もします。
それでも、その先には新しい一歩があるとも予想したいです。
今のマドラックスにある偽りがマーガレットやカロッスア、ヴァネッサをも包んでいて、さらにはガザッソニカ
ナフレスをも覆っているのでしょうか。個人の悲劇を大きな状況の中で描いてくれる事を期待しますが…。