☆「DVDエルフェンリート発売記念イベント」ラオックスアソビットシティ 12:00-


会場間違えました。例によって時間ぎりぎりなのに来週行く予定のヤマギワへ行っちゃって、
アソビットへ着いたのが12:00ちょい過ぎ。すでに会場は照明が落ちています。入り口で座席番号くじを引くと「70番」。
どこかなと探していると最後列からこちらへ手を上げてくれた人がいて、暗い中で見るとイベンターの某氏。
こういう地味なイベントにも来るんですね。あとで聞いたら能登さんのイベントも回ってたんですね。
私の座席は某氏の隣、最後列の右端。着席しての第一印象が「うわ、見えないよ…」。
私の前に入場した人は一桁席を引いてたけど、私はここまでで一番後ろの番号でした〜。
私のすぐ前が先週のtiarawayチケ取りでも会った、この方。会いだすと良く会う法則ってないですか?
結局、その後も何人か入場者があって、最終的に参加者は70〜80人の間。
やはり、8190円の限定版のみというのは、トークイベントにしては参加条件が少し厳しかった。
女性はごく少なかったですね。作品的に、ということでしょうか?


司会は「ナカオ」さんという女性の方。開始アナウンスに拍手があってテレてました。
最初はDVD2巻に収録される第3話の上映から。
私はTVで見てないので、松岡由貴さんの「ナナ」ってこういうキャラだったのか、とか面白く見てました。
萩原えみこさんのマユちゃんの連れてる犬が映ると、私も某氏も伸び上がって見ちゃったり。
全話見てるはずのすぐ前の人も伸び上がったり。私は妙な期待?をしちゃいました。
萩原さんは、沙苗ちゃんとは「ワンダーベビルくん」で沙苗ちゃんが母親、萩原さんが結婚してるその娘で共演
してましたが、こちらのマユちゃんは可愛らしい声でした。
それにしても、DVD1巻でも思いましたが、日常のシーンは鎌倉の風景も古い家の中も綺麗で癒されますね。
残酷シーンとのギャップが凄いなあ。


上映が終わると司会のナカオさんがステージ左に出てゲストを「主役小林沙苗さん」「ユカ役能登麻美子さん」の順に
呼び入れ。ステージ右側に、左沙苗ちゃん、右能登さんで椅子に腰掛けました。
私は自分の椅子を右壁いっぱいにズラして、ようやくお二人の上半身がなんとか見えました。
隣の某氏は「ぜんぜん見えないよ…」。並んだ椅子の後ろ、壁に少し立って見たりしてたみたい。


司会:全話終わって感想を。
沙苗ちゃん:原作を先に読んだんですけど、目を覆いたくなるような残酷なシーンがあるなあというのが第一印象。
でも、読んでいくとすごく悲しくて切ない話。残酷なことになってしまうのも仕方ないと思えるような物語でした。
アニメになると、さらに美しい話になってました。
(今日はジーパンに白のハイネックに白のジャケット、白のベルトに白の短めのウェスタン風のブーツ。
髪はすっきりと耳を出して後ろはやや長めに残してありましたが、やはり最近切ったようですね)
能登さん:ユカは日常に近い女の子だったので、そっちから入りました。物語としては、進んでいくと
おおーっと感じる話です。
能登ちゃんは葡萄色の長袖ニットに黒のパンツ。金のネックレスがアクセントになってました)


司会:演じたキャラについて。
沙苗ちゃん:にゅうは人間というよりも小動物。ご主人様を思う犬やネコみたい。好きになったら好きって気持ちが
素直に出てくる。性的なところもあったり(ちょっと小声で)お漏らししちゃったり…。
ルーシーは見た目はにゅうと変わらないけど顔つきが変わって、常に悲しさを秘めている女の子。救ってあげたくなる。
能登さん:ユカはコウタを一年二年じゃなく小さい時からずっと好きなのは、すごいなあと。
のちに皆なで奇妙な同居になるじゃないですか。そんなところでも芯が強くて包容力のある女の子。
「母さんみたい」って言われるシーンもありました。


司会:演じて難しかったところは?
沙苗ちゃん:TVで見てくださった方はどれくらいいますか?(会場、手が上がるのが半分くらいなのを見て)
私も見れないけど(笑 ここではアフレコ後に珍しくスタジオで上映会を開いてくれてそれで見れました。
・・・「にゅう」としか言ってないと、「にゃあ」になっちゃうことがあって、そこは注意されました。
とにかくセリフが少ないんで出来るだけ入ろうと、隙あらばアドリブで(笑 
一言で表現できるように気をつけてました。ルーシーも一言の重みを感じながら。
最初の頃は何かあるんじゃないかなと思わせるように。
能登さん:ユカからすると、コウタはけっこう鈍感で。それはいくら何でも無いだろう、というところがあって(笑
ユカの微妙な感情を込めるように。


司会:キャラと自分の似てる点は?
沙苗ちゃん:・・・うーん・・・。えーと、似てるところは・・・うーん。
司会:私の質問の仕方が悪いですか?(笑
沙苗ちゃん:ちょっと思い浮かばないけど。・・・ごめんなさい、似てる点は無いです(笑 
こういう二重人格は演じてみたかったので、すごく楽しかったです。
能登さん:私も今までやったことの無い役だったので。思った事をストレートに出す役。
似てるところよりも違う点のほうが多かった。でも、コウタに対してのヤキモキ感はわかる。


上映前に集めた参加者からの質問コーナー。
Q1:ルーシーみたいに見えない手があったら何をしますか?
沙苗ちゃん:そうですねー。あれは2mくらいの長さ?意外に使えそうで使えない距離。
つかんだ物自体は見えちゃうし。
司会:人を手助けするための見えない手を考えたら…
沙苗ちゃん:あ、そうか(笑
能登さん:部屋の広さにもよるけど、座ったままで料理したり掃除したりできるよ。
沙苗ちゃん:副業でマジシャンとして…
能登さん:お金を稼ぐ!
(二人の脱線トーク、もっと聞きたかったなあ。続きはポニキャの能登ちゃんのラジオに沙苗ちゃんゲストで、とか)


Q2:ユカのような嫉妬深い女性はどう?
能登さん:ユカくらいだと可愛い。嫉妬深いというほどではないのでは。嫉妬ばかりじゃなく、意外と自分って、
と思う時ってありません?
沙苗ちゃん:意外と嫉妬深いなあって?
能登さん:・・・うーん。(ちょっと噛み合わなかったですね〜)
沙苗ちゃん:私はけっこうすぐ忘れちゃうほうなんで。ユカは、コウタにあれだけやられたら、嫉妬というか、
手が出ちゃう。
能登さん:アフレコでも、女性が多いんですが、コウタはどうなんだ!という話がでましたよ。
沙苗ちゃん:コウタが一番悪い!・・・鈴木君(コウタ:鈴木千尋さん)、居辛そうでしたよ。


Q3:(日常シーンと残酷シーンの)場面ごとの演じ分けは?
沙苗ちゃん:テンションの違いは意識しました。穏やかなゆったりした日常シーンと、残酷なところはテンションアップで。
能登さん:ユカは日常シーンに出てくるんだけど、ユカもおかしなこと、異変はわかると思うんですね。
物語としてみた時に、ユカの担当は日常のほのぼのしたところ。


司会:お時間の残りも僅かとなってきまして。
(ここで12:50くらい。「抽選会」に入りました。プレゼントを人数分、お二人が交互にくじを引いていきます)
1)お二人のサイン入りポスター3枚。
2)同じくサイン入りDVD1巻ジャケット3枚。
3)同じくサイン入りクリアファイル2枚。
能登さん:中を開けると絵が綺麗でした。
沙苗ちゃん:開けることができるの?
能登さん:開けると1枚の絵になってるんです。
4)同じくサイン入りアフレコ台本3冊。
司会:これは本当のお宝ですね。
沙苗ちゃん:8番!(この日は、沙苗ちゃんはやたらと一桁番号ばかり引いてました)
能登さん:一桁多いよ〜(笑
(あとで当った方に見せてもらうと、#11の台本でした。裏に上半分に沙苗ちゃん、下半分に能登ちゃんのサイン。
素晴らしい。おめでとーございます)


第2巻の会場予約の説明があったあと、最後にゲストの一言。
沙苗ちゃん:DVDでやっと見れるという方も多いと思いますが、切なくなる物語なので、ぜひご覧になってください。
今日は来て頂いて本当に有難うございました。
能登さん:これくらいだと、お顔が見れます。だから何だというわけじゃないですが、雨の中、お越しくださって、
有難うございました。DVDでは、最後に第14話が入ります。買えっていうわけじゃないですが、お楽しみに。


参加者の左脇を通ってパーティションの向こうに消えるときに、二人とももう一度参加者の方に頭を下げていきました。
とくに、能登さんのお客さんへの意識の高さを感じました。
沙苗ちゃんも、そのへんはきちんとわきまえているように見えました。
そのうえで、おおらかというか、自然体なところも。そこがいいところだと思ってますが。
イベントとしては、参加条件からすると、もう一つ何か欲しかったかな、出来たら握手会とか。贅沢ですか?
司会の方は初々しくて、あまり話を膨らませるという感じではなかったけど真面目で、悪い印象はなかったです。
ただ、参加者全員への参加特典が「にゅう浴剤」っていうのは、どうでしょう?
参加者は、DVD限定版を買ったときに一つもらってるし。終了後に何人かで話していて
「ポストカードとかの方が良かった」という声も聞かれましたよ。
ちょっぴり不満もありつつ、でも、ファンとしては沙苗ちゃんの髪を切った姿が見れて、
やっぱりそれだけでも、満足しちゃうんだよね。共演の多い能登ちゃんと一緒だったせいか、
明るい自然な笑顔もたくさん出てて、なんだか、嬉しかったです。