☆1/23「Live joining 増刊号」六本木EDGE 13:00-


土屋実紀さんの歌が聞けるというので行ってきました。
土屋さんの歌はぴちぴちピッチのBBS(シェシェ&ミミ)のデュエットで上手なことは十分わかってたつもりでしたが、
実はとんでもなく上手でした。最初に平原綾香さんの「ジュピター」を歌ったんですが、ぶっとびました。
マジで凄かった。
すでにご本人が日記で書かれてますがキーが合うんでしょうか、一番低いところから一番高いところまで
無理なく朗々たる声量で完璧に歌い上げて、気がつくとドップリ曲の世界にはまってました。
以前やってらしたオペラ以外では舞台で歌うのは初めてらしく、ステージングやトークも含めたパフォーマンスは
不慣れそうに見えましたが、歌そのものについては、女性声優という肩書きが付く人の中では水樹奈々ちゃんに匹敵する
のではないかと感じました。(本業が歌手である堀江美都子さんとかは除いて。岩男さんなども上手だと思いますが)
「ピッチ」の出演者の中では浅野まゆみさんも上手だし、沙苗ちゃんもかなり上手だとは思いますが、こと歌に関しては、
レベルが違いますね。いや、これほどとは予想していなかったのでびっくりしました…


予定通りに13:00になると司会の永井真衣さんのアナウンスで開演が告げられると、永井さんのファンからさっそく
アナウンスにツッコミがあって、それにも答える永井さん。
EDGEでは以前から「Live joining」や美弥乃さんのライブも行われているそうで、すでにアットホームな雰囲気。


永井さんが登場してすぐに1曲目。
曲名はまったくわからないんですが、「何万光年も離れていても約束だよ」というような歌詞が印象に残った曲。
MCに入って挨拶のあと、先日舞台で永井さんの妹役をやったという月蝕歌劇団の女優さんが客席に来ているのが
紹介されてました。金髪の綺麗な人。
そしてこの日のアシスタントというかマスコットガールということで「ぷち☆メロ」のそらさんが呼び入れらます。
黒のゴスロリっぽい衣装に白のエプロンというメイドさんスタイル。一部に受けてたようです。
まあ私はメイドさん属性はほぼゼロレベルなんですが。双子の姉のみふぁさんは別の用事があるとかで、
かわりに背中にゲーセンで100円で取ったという人形をつけてました。この人形を背負っていたところはちょっとツボ。
前にTVで見た暗黒舞踏土方巽さんがつける人形みたいな情念的な世界かな?とか想像したり。実際はポップな感じだったけど。


2曲目はその、そらさん。むろん、曲名はわかりません(笑
続けて3曲目は忍たま乱太郎の「勇気100%」。やっと知ってる曲がきた。


次の出演者は深森らえるさん。
もちろん、アニメで声を聞いたこともありますが、やっぱり私は深森さんというと「ななチャンネル NOW ON LINE!」。
癒しとキュートさの配分が絶妙な声ですよね。
深森さんは自作の詩をポエトリーリーディング
最初は「小春時間」。(タイトルの表記はわかりませんが)
次が「ひなたぼっこ」。誰かにもらった暖かい思い出で、「心の中のひなたぼっこ」。それが「ひなたごころ」だそうです。
そして「天の国で」。高校の卒業時にシスターになろうかとも思った深森さん。恋なんてふーんだ、という女の子が
恋に落ちてしまった話。
最後は「空の樹」。最近ドキュメンタリーのナレを担当したそうで、そのとき感じた戦争などの悲惨な状況でも誰かの優しさが
必ず存在するという詩。
永井さんが登場して深森さんとのエピソード紹介。
初めて会ったのはJAM-STの深森さんの番組だとか、一緒に見た最初の映画が「ショコラ」でやっぱり二人とも甘い物好きだとか、
深森さんは水族館好きでくらげの気持ちになるとか、「着物はコスプレに近い」とか。
6月にはお茶とケーキの美味しい店でポエトリーリーディングを開くそうです。


次は阿川麻美ちゃん。現役の高校3年生だそうで、グレーのブレザーにチェックのスカートの制服。コスかと思ったら、
本当に通ってる高校の制服だそうです。客席のけっこうな数の男どもから歓声。私は女子高制服属性もほぼゼロなので
どこの高校かはまったくわからず。制服系ではやっぱり白衣が一番ですよね。メガネがあればなお良し、関係ないですが。
で、3曲歌って、「甘えんぼ」と残り2曲は組んでいるユニットSparkle Princessの曲を一人で歌ってました。
かなり激しいダンスの入るなかなかカッコいい曲。笑顔でがんばってました。日記も更新されてますね。


そしていよいよ土屋さんの出番。
冒頭書いたようにいきなり「ジュピター」で度肝を抜かれました。
けっしてオペラ風の歌い方ではなくポップスとしてこなれていて、歌詞を伝える力も十二分にありました。
感動しました。
2曲目はaikoの「かぶと虫」。少しだけaikoの癖を真似てこれも完璧に歌いきってました。1曲目と違ってこちらは可愛らしく。
今回の出演依頼は火曜日に受けたそうなので、このあたり曲調の違う曲を、短い準備期間で仕上げるあたり器用さもあるようです。
3曲目は持ち歌の「promenade」。これは某OAVのED曲だそうですが、実は18禁アニメなので、ご自身のHPには載せていないそうです。
「ピッチ」のシェシェ役以後、土屋さんのHPを中学生くらいの年齢のファンも多く訪れるようになって、万一18禁のビデオを
借りてしまう事を心配しているようです。ライブでははっきり作品名も告知していたので、隠しているわけではないようです。
私は帰りにさっそく探してレンタルしてきました。
土屋さんはED曲のみで作品本編には出演してませんが、ED曲に歌手名はクレジットされてません。
(仮に18歳未満の人がこの作品名を探せても、18歳になるまでは借りたりしないで下さいね)
ビデオではワンコーラスでしたが、ライブではフルコーラス歌ってくれました。ライブのほうが良かったかな。
これだけの歌の実力を見せられて、今後はもっと歌う機会、とくにソロで歌う機会を増やしてほしいと思わざるを得ません。
今レッスンしているのはポップスだそうですが、ジャズボーカルにも挑戦してほしいし。
土屋さんの声質、声量、雰囲気からジャズも合うと思うんだけどなあ。
イベント終了後にホールに出てきた土屋さんに一言だけご挨拶したんですが、土屋さんは私が想像していたより小柄で
ご本人が言うように人見知りという感じもしない気さくな方で、素の雰囲気で応対してくれました。
白の長袖のニットに胸元に黒のバラのコサージュのようなものでアクセントをつけて、茶系のスカートに黒っぽいブーツだったような。
とても可愛らしい方でした。
外画の「ドラムライン」で甲斐田裕子さんが声をあてたヒロインの友達を土屋さんがあててた声もシェシェに近かったので、
あれが地の声かなと思ってたんですが、普段はもう少し低めの声のようです。


3曲歌い終わると永井さんが登場して土屋さんとのエピソード紹介。
土屋さんが青二の18期で永井さんが19期だったそうで、永井さんの卒公のセリフを今でも土屋さんが覚えていて永井さんの
声音で真似たり、土屋さんの誕生日が4/4で「オカマの日」ということで小学校の頃男子にからかわれたとか、
土屋さんのイベント出演は3年前のアミューズメントショー以来とか、土屋さんのタロット占いがやたら当るから
悪いことが出るといけないので友人はあまり占わないとか。
あと、お笑い好きだそうです。この日も楽屋で「ひろしです。美容室で会話が弾みません」とかやってたらしい(笑
土屋さんの日記にも永井さんはときどき登場しますが、仲の良さが伝わってきました。楽しいトークでした。


最後の出演者はFICEのお二人。というか、途中で「敵」も登場してお三人。
1曲目は「未来型アイドル」でしたっけ?氷上さんと宮村さんの。
FICEのお二人は炎と氷だそうで、髪やコスがピンクと青のカラー。歌が始まると、後でピンクと青の誘導灯やサイリウム
振って跳びだすファン。なかなか面白かった。10人以上いた女性客は心もち引いてたみたいですが、
タレントの求めるものを体現するところはファンの鑑かと。
その女性客の中に「ピッチ」のイズール役の石塚さよりさんもいました。
ちょうど真ん中辺に座ってて、次のFICEのオリジナル2曲の時に登場した覆面の「敵」が投げた何かの景品のような物を
取ってしまって、お友達の女性と大ウケに受けてました。とても綺麗な人でした。
4曲目はFICEのテーマという曲。ノリが良くて徹してる楽しいアキバ系ユニットでした。


トリはもう一度永井さんの歌。
「君が生まれたこと」
「LOVE〜生まれてよかった」
「信じる未来(みち)」
「スイートタイム」
の4曲。最後の曲は作詞だけでなく作曲もしているそうですね。
最初の2曲は3/6のソロライブ限定でCDにして販売するそうです。永井さんのぶろぐでも告知されてます。
曲も良かったし、永井さんも歌上手ですね、聞かせてくれました。
「スイートタイム」(表記はわからないけど)では、最前のファンがノリノリで楽しかった。
楽しい、かな〜りバラエティに富んだ、いいライブイベントでした。
お客は50人ほど?だったか、出演者が身近に感じられました。土屋さん、出演された皆さんお疲れさまでした。
外に出るともう直4時。六本木は雪が降ってきてました。