☆「田村ゆかり LIVE TOUR 2005 *Spring fever*」東京厚生年金会館。18:30-


新曲たっぷり、ネタ満載(!)の楽しいライブでした。
私は厚生年金ではいつものように2階席だったんですが、2階席でもけっこうグッズの法被を着てる人も多かったですね。
私は着る気がなかったので口上も応募しませんでしたが。というか、そもそもグッズはまったく買わないので。
他の人のイベントや舞台に行くし、ゆかり王国の国民じゃないですね(笑
でもゆかりんのファンです。ファンだと名乗るくらいはいいですよね?


ツアー初日ですが、あとでゆかりん自身が「今日は帰ったらイベントレポート書くんでしょ」と言ってたので、私も書きます。
ネタバレが嫌な人は見ないで下さいね。


時間になると暗くなって何かの曲が流れて早くも会場いっぱいにピンクの光があふれて、いつ見ても綺麗です。


1.Spring fever
やっぱりツアータイトルのこの曲から。
現れたゆかりんはピンクの薔薇か何かをあしらったミニのドレス。フリフリ〜。
あとのMCで、このツアー用の衣装はいろんなタイプのフリフリをお願いしたとか。バックのツアーメンバーも
みんなどこかにフリフリをつけてます。左からギターの菊谷知樹さんはズボンの脇にフリフリ。
キーボード&ギターの渡辺美佳さんもベージュ色のパンツルックながらちょっぴりフリフリ付き。
ゆかりんを挟んで頭が爆発してるキーボードの大久保薫さん、赤いシャツの胸をはだけたドラムの熊丸さん、
ベースのマチダタカユキさんもどこかにフリルをつけてます。
ステージは左右上に森が描かれていて、深い森の中のフリル王国の楽しい秘密の音楽会という雰囲気。
客席の誰もが新アルバムを聞き込んできているようで、火がつくのが早い。2階席もいきなりヒートアップしてます。


2.Sugar Time Trip
2曲目は夏のツアーのオープニングだった曲。かわいくてスイートな曲が続きます。
最近の私はこの手の甘い曲よりも他の曲調のほうが好きだけど、それでもゆかりんには欠かせない曲のタイプ。
始まりはこういう曲があってますね。


3.Fortune of Love
セカンドアルバムからゆかりん作詞曲。2曲目3曲目とこれまでのライブを思い出させる流れ。いいですねこの構成。
荻窪やらお台場やら大宮やら思い出されます。これからもゆかりんの歴史に立ち会っていきたいですね。
ぽんぽんを持ったダンサーさん4人がセット2階に登場。今回はダンサーさんは4人だけだったけど、皆さん踊りがとっても
あってて質の良いダンスだったと思います。


MC.1
衣装見せでくるりと一回り。
美佳さんのところから例のピンクの魔法の杖を手にすると「恒例のメロメロメローンのコーナー」。
「何の著作権もない杖です」
1階、2階とそれぞれ2回メロメロメローンをやると、客席ももう十分心得ていて、上手に合わせて前から順に
ゆかりんの魔法(魅力)にやられてメローンと倒れこんでいきます。
「ハアー。・・・」疲れてます。
ゆかりんの魔法をおねだりするもう1回コールに「これけっこう疲れるんだ」。
「お父さん来てるよ」田村家、仲いいです。とても嬉しい。
「今日は気がついたら朝お迎えが来る30分前に起きたの。最近、目覚ましがなる1時間前に起きる病にかかってるの」
でも、2度寝しちゃってぎりぎりになるそうです。
客席からカウントダウンイベントでやったラジオ体操を求めるコール。
大久保さんがラジオ体操の曲をキーボードで弾いて、なぜかラジオ体操。あはは。
お誕生日ネタには大久保さんがハッピーバースデーを弾いて皆なで合唱。
2000人以上入ってる大きなホールにもかかわらず会場が一体となって、ゆかりんのライブは今日もアットホームですね。
誰もがゆかりんを本当に好きなんだなあ。


4.Fallin' into you
ダンサーさんが2人ついて。私にはどこか80年代風の曲にも感じられるんですけど。コールより踊りたいかな。
私は今日はあまりサイリウムは振らなかったんですが、「Shinig lights」「Take a chance」のところは
サイリウムを振ってみました。
途中で早着替え。上が白のブラウス、下は水色チェックのミニ。緑の太いネクタイにはウサギらしき模様。


5.Baby blue sky
ラブパレのC/W。でもアレンジがかなり変わってました。最初わからなかった。
知らない曲なのに歌詞はなぜか出てくるので、あれぇ?と思ってたら、懐かしい曲だった。
あとでMCで「アレンジを変えたんだ。わかった?うそー。皆なポカンとしてたじゃない」と言われちゃいました。
小さないたずら、かな?私はやられちゃいましたよ。ここまでで1時間。


6.My life is great
おおーゆかりっ!
いいなあ、こういう曲もやってくれると。楽しさ爆発だよ。特製グッズを3っつくらい投げてましたね。
頑張って比較的遠くに投げてました。


7.Ever-Never-Land
出てきました。下手からネコさん、上手からウサギさん。
歌い終わるとゆかりんは舞台から去って、あとはダンサーさんの振り付けに合わせて皆なでニャンニャンダンス。
右手、左手、ぐるぐる、モンキーダンス、ニャンニャン
ネコさん、ウサギさんに合わせて楽しいお伽の国のダンス。


舞台が変わって、夜空にこぼれそうな一面の青い星。
時間を忘れる楽しい音楽会もいよいよ佳境に入ってきました。
綺麗な星空をバックに出てきたゆかりんは裾を引きずる純白のドレス。頭にはキラキラ輝くティアラ。
水樹奈々ちゃんのライブでも思ったけどこういう衣装はライブ中で一度は見たい。皆なのお姫様に相応しい。
登場したとき大歓声。


8.永遠
そのまましっとりと歌ってくれました。
ゆかりんのスローなナンバー、いいなあ。「会いたい」の余韻が好き。


MC.2
客席を座らせて。キーボードの大久保さんのボンバーヘッドを「実験失敗」と言ってみたり、
「大阪の小母ちゃんみたい。昔のお母さんみたい」と。
アルバムの話では「デジパックにしてみる?と言ってもらって、ワンワンワン〜って。尻尾フリフリフリ〜」
ホントにデジパックにして欲しかったんだなあ。
「今流行のシングルにDVDが付いてくるのはお金持ちの象徴」
「皆なイベントレポートに、ゆかりんのところはお○がない、って書くんでしょう。書いても字を大きくしたりしないでね。
空気読んで」
はてなキーワードの「ゆかりん」から辿ってレポ読むこともあるようです。そういえば、昔HPの「にっき。」ではレポに
リンク貼ってたこともありましたね。ソース見たりすることもあるらしい。まったくゆかりんにはかないません。
こういうこと言っちゃう楽しいところがゆかりんの魅力の一つですね。
「流行りと言えば、あれは?ゆかりファンド。・・・ホントにお○のことは止めて。自分で振ったけど、後でこっぴどく
怒られるから」
コナミさん、いつもありがとうございます。って何の話?」
突然、ここで客層の年齢調査。いつも気になってたらしい。
10代前半、2階席にも何人かいましたね。
10代後半、20代前半、後半ときて、30代もけっこういます。
「それ以上?」「はーい!」すばらしい。ゆかりんから特別に一人メロメロメローンをしてもらってました。会場からも拍手。
続いて、「男の子?」「女の子?」「それ以外?」と性別調査。1階のほうで「それ以外」の人もいたらしい〜。
いいですよね、別に。老若男女問わずゆかりんのファンということで。
「女の子?」と聞かれて、女性ファンから一斉にゆかりんコール。“ゆかりんー”“かわいいー”
「お父さんが楽屋に来て“ゆかりがたくさん並んでるー”って。フリっとしてる女(ひと)を見るとゆかりだと思うらしいの」


9.最果ての森
青い光が左右から客席に。深い森の中でゆかりんが静かに歌う。とても美しい歌声。じっと聞き入りました。
歌い終わってゆかりんはそっと舞台を後に。


10.AMBER〜人魚の涙〜
舞台がまた変わって星空が消えて琥珀色の夕焼けのような空に。グリーンの照明も当って舞台中央からスモーク。
ゆかりんの姿はないまま曲のナレーション部分が流れてきます。やはりCDと同じくセリフが被って聞き取りずらいけど。
現れたゆかりんは赤とピンクの着物風の襟と袂のある袖のミニ、赤いタイツ。頭には左からたくさんの花が刺してあります。
簪のようで、くだけた現代風の花魁のような雰囲気。
激しいロックに合わせて歌部分を熱唱。生バンドはこういう曲では効きますね。
ギターの菊谷さんも激しく、美佳さんもギターを持って。


11.きらら時間旅行
ダンサーさん2人。花魁というか白拍子というか、衣装がこの曲に妙に合ってました。
でも、夏にダンサーさんの群舞を見ちゃったので、ちょっと人数が少ないのが寂しかったけど。


12.Sweet Darlin'
4人のダンサーさんも赤、白の衣装に長いマフラーで。
照明も赤、ピンク、紫で情熱的に。素晴らしいかった。


13.薔薇のロマンセ 月のセレーネ
フラメンコ風のダンスが素敵。美佳さんもアコーディオンを弾く仕草が情熱的。
ラテン系、いいですね。これからもこの曲調も続けていって欲しい。
聞いてる私も次はもっと思い切って踊ってもいいかな。あるいは、間奏で曲に合わせてパンパンと頭の脇で手拍子とか。


14.Honey Moon
水色のミニのドレスに長いマフラー姿になって。
ゆかりん自身も上手に下手に跳びながら。会場一体となって裏拍で跳んでましたね。


MC.3
「きついー。血管が切れるかと思った。これは悪いお姫様」
「今回は春だからいろんなフリルの衣装で。前回と同じ人に頼んだんだけど、かわいいの、ふわふわにして、ピンクって」
「さっきの七五三みたいなのは昭和というイメージでって言ったら、はあ?って。それで、そうだ吉原って」
ああ、やっぱり。どこか花魁風に見えましたよ。
美佳さんの近くのテーブルのお絞りで手を拭いたり顔を拭いたり。「投げないよ。これ投げたら拭けなくなっちゃうもん」
バンドメンバーの衣装紹介。
5人とも衣装のどこかにフリルが付いてて、フリルの餌食になってました。
そして跳び曲ブロックのナンバーが一気に続きます。


15.大好きと涙
だーい好き好きー。叫びました。楽しいナンバー。ライブの定番曲になりましたね。
間で“好き好きゆかりん”のコールに耳を澄ます仕草も。早くもここで20:30。


MC.4
4人のダンサーさん紹介。みっちゃん、みかちゃん、みわちゃん、ゆみちゃんでしたっけ?
パンフに出てたけど買ってないので。
続いてバンドメンバーの紹介。
皆な楽器を鳴らしながら「だーい好き、だーい好き、だーい好き好き。好き好きゆかりん!」とコール部分も歌ってくれました。
ベースのマチダさんは妙に色っぽくシナを作って「好き好きゆかりん!」。芸人が一人いるといいなあ。
そして、オーディエンス、ボーカルゆかりんを紹介すると、誰か一人忘れてます。
ドラムの熊丸さんが一人でマイクにブツブツ。
無視するゆかりん。メンバーにも小さないたずらしてるんですねえ。
やっと紹介されると「だーい好き、お客さーん!だーい好き好き、プリティゆかりん!」。決まった。


16.Baby's Breath
やっぱりこの曲がないとね!
今日はとても楽しい雰囲気でこの曲に入ったので私もゆかりんコールも入れてPPPH
もう会場一体。今日のダンサーさん、バンドメンバーもとてもゆかりんを大切にしてライブを楽しんで演奏してくれた
雰囲気が伝わってきて、本当に楽しかった。夏のようにカラオケも演出によっては十分アリだけど、
生バンドはやっぱり楽しさが倍増します。だってそこに人がいて、一緒にライブを作ってくれるんですから。
今、ライブで流れた曲を流しながらこの日記を書いてるんですが、Baby's Breathになると、次の曲に変えられない。
いい曲は次々出てくるけど、それでもこの曲が一番好きだなあ。


17.惑星のランデブー
コールサイトにあがってたコールに従って、「So Let's Jump!」でジャンプ。
明るくて楽しい曲で盛り上がります。


MC.5
「ウサギさんとクマさんー」紹介、いやいや、ネコさんです。
森の仲間にまで小さないたずらっすか?
「次が最後の曲です」
「今来たばっかりーって、まだ流行ってるの?」


18.Picnic
この曲もめちゃくちゃ楽しい。
私はコールを入れるよりも、スカビートに乗って激しく踊りたい。
キーボードを弾きながら踊る大久保さんに合わせて踊っちゃったほうが楽しかった。
「気楽じゃなーいね」のところでゆかりんが足で円を描いていたのが面白かった。茶目っ気のあるフリはいいね。
ホントに楽しいピクニックだったなあ。


21:00。アンコールが一しきり鳴り響いて。
出てきてくれたゆかりんは、グッズのピンクのTシャツに白のフリルミニ。片手にポンポン。
「あわわ、誰もいない。放置プレイ?全員集合!」
メンバーもグッズのTシャツで登場。
「CDにカラオケは入れない主義」いいと思います。その分歌を3曲入れてくれるんですから。
いつかもどこかで頑張ってマキシには3曲入れてるって言ってましたよね。
「カウントダウンの後、パセラに行ったらレタスチャーハンがメニューから無くなってた」
話題がファンと近いんだよね、ゆかりんは。


EN1.Love parade
この曲のイントロ大好き。ドリカンで随分聞いたからかな?
ダンサーさん、バンドメンバーも皆な盛り上がってくれて楽しい彩のパレード。
いつまでも続けていたい。


「長かったー」
「短かった?でも皆なも戸惑ってたでしょう。けっこうわかるんだよ」
「今日のはてなダイアリーのキーワードはゆかりんが一番になれるかな?」


EN2.Little Wish 〜first step〜
新しい美しい曲で本当に最後の最後。
綺麗で明るくて、でもちょっぴり切ないところはBaby's Breathに通じるものがあると思います。
ずっと聞いていくとBBと同じくらい好きな曲になるかも。


出演者、客席、一体となった楽しいライブでした。
大掛かりな装置はなかったけど、構成が特に良かった。あと照明も何気なく素敵だった。
大阪、名古屋、神奈川ともっともっと盛り上がっていくんでしょうね。お疲れさまでした。
花園神社に集まってた人と少し話して、別れて歌舞伎町で軽く。同じ店に他の知り合いも。やっぱり土曜だと気が楽。
今日一日は余韻に浸れそう。