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□「ガラスの仮面」
#5「限られたセリフ」劇団つきかげに乗り込んでいくのは亜弓らしくていいんだけど
マヤと亜弓のエチュード対決は、原作を読んだときからちょっと盛り上がりに欠けるなあという印象。
劇団つきかげの他の練習生たちがあまりに簡単に失敗することと、対決を通して亜弓が天才的というよりもむしろ小さな存在に
成り下がってしまっているように思えます。
ところで速水さんが登場するシーンで掛かるBGMが気に入ってます。
桜小路くんのBGMも雰囲気に合ってる。月影先生のBGMはちょっと微妙。
#6「あたしのベス」画面の隅でちょろちょろしてる子猫がかわいい
Aパートの最後で中江真司さんの源蔵の驚きっぷりにとぼけた味わいがあった。
目立たないけど美奈の本名陽子さんも自然でいい。
キャストはメインどころは
バオバブ(マヤ:小林沙苗、亜弓:矢島晶子、桜小路:福山潤)
81(姫川歌子:勝生真沙子、美奈:本名陽子、泰子:豊口めぐみ、青柳:園部啓一)
青二(月影:藤田淑子、ナレーション:中江真司)
アーツ(速水:森川智之)、俳協(さやか:折笠富美子)
とバラけてるけど、中華料理店の一家とかクラスメート、劇団員あたりのゲストは81所属がズラッと並んでますね。
#7「紫のバラ」映画の中の劇中劇を見ているようだった
桜小路くんの家にお邪魔したマヤ「こっ、こ…」。ニワトリかよ、と突っ込みたくなった。
今回の月影先生はマジで怖かった。マヤは無茶するなあ。
今回は舞台のシーンは舞台らしかった。
引いた画面とセリフの距離感を出していた音響面から、劇場の空間を感じられました。
ところどころあった舞台奥から客席を映したカットも効いてた。とくにベッド下からのアングルがドキッとした。
原作は舞台のシーンもあくまでも少女マンガ的で格別舞台らしくは感じられなかったけど、
アニメでは動きと音がある分、舞台感を出しやすいと思う。
普段のシーンでも、月影邸での#2で出前を持ったマヤが訪ねるところや#3でマヤが月影先生に胸の内をあかすところなどでの
引いたカットではあたかも舞台セットのように見えた。
あるいは#4での姫川邸でのピアノと雑談のシーンや劇団つきかげの練習場を訪れたシーンでも、まるで舞台のようだった。
そして#2の最後、ビビの舞台の幕が開いて次のカットで月影先生が姿を現しマヤが走り出すシーンは、すでにこれ自体が
舞台上の劇のように感じられました、私には。
原作の少女マンガ的味わいに対してこのアニメは、映画・演劇的な雰囲気がかなり取り入れられているのではないでしょうか。
そう考えると、#3のビビの演技で風が吹いて木の葉が舞うような表現はちょっと今のテイストには合わないかなあ。
☆CM
「ガラスの仮面」ED曲の愛名さん「やさしいさよなら」のCMではナレーションを沙苗ちゃんがやってます。
「ガラスの仮面」と毎号の「花とゆめ」でもナレーションやってますよね。30分丸々声が聞ける。
松竹HVのCMとしては洋画「モンスター」を宣伝してました。5/28リリース。吹き替えは
>シャーリーズ・セロン(高乃麗)
>クリスティーナ・リッチ(小林沙苗)
>ブルース・ダーン(西田健)
沙苗ちゃんのクリスティーナ・リッチは 「ギャザリング」に続いて2作目でしょうか。
西田さんはアニメでは裏の「攻殻機動隊」に一癖も二癖もあるゴーダで出てましたよね。
西田健私設後援会さんによると愛車はモーガンだそうです。渋い。
□「いちご100%」
ドタバタ+プチエロが楽しい。
沙苗ちゃんは北大路さつきについて
>初登場からすごくテンションが高くて、それに追い付ける様に頑張っています
とavexのいちご公式で言ってますが、告白の後の追いかけっことか海とか南北戦争とか、
さつきや唯、真中や脇キャラ、要するに東と西以外のテンションが無駄に高くてばかばかしくて面白い。
キャラCDも楽しみにしてます。
エマは耐えて控えめに待つ女なんですね。英国というより大和撫子なイメージ。
顔を赤らめて俯いてばかりだから物足りなく感じちゃって。好きな人にはそこがいいのかも知れないけど。
エマの心情は細かく描かれているけど、どうも共感できない…。ウィリアムは私にはよくわからない人。
ケリーの中西妙子さんとエレノア母の相沢恵子さんがカッコいい声。