□「ガラスの仮面」#9「新しい美登利」


マヤが亜弓の芝居を見て恐れ怖気づき役を捨てて泣くところは、展開が急でやや説得力を感じられなかった。
亜弓の芝居はもっとじっくり描いてほしかったかな。マンガなら周りの「凄い」というセリフで納得させられるかもしれないけど、
アニメではやはり絵で見せて欲しい。矢島晶子さんのセリフも、他の人のセリフを被せずにもっとじっくり聞かせて欲しかった。


Bパートの小屋の内外のシーンで藤田淑子さんの月影先生がマヤの相手役を演じるところは、元天才女優だったところが
垣間見えてさすがでした。藤田さんが月影先生で良かった。
Aパートの叩きまくるところも叱りながら冷静さを失わないのが素敵。「そう、その目よ」もカッコよかった。
この芝居はどれだけ魅力的な美登利像を作り上げられるかがキモだと思われますが、月影先生とマヤとの稽古は、
演出家と役者がぶつかり合って芝居を作る過程が激しく描かれていました。迫力あった。
ただ細かい部分だけど、マヤが自分なりの美登利像を作り上げればいいんだと気がつく場面で目がキラリと光るのは、
ちょっとマンガチック過ぎる気がしました。
「さんちゃんに何の咎がある」のシーンや、さやかが小屋の稽古に気がつくところはアングルや動きで見せようと
していたのに。
それと5日間の時間の流れが感じられなかった。雪がほとんど融けていたりすることで、そのへんを表して欲しかった。
というか、絵は1日半くらいで描かれていたんじゃないかな?夜中から翌日一日、次の夜明けくらいまでの感じだった。
今回の沙苗ちゃんはしゃべりっぱなしで、お疲れさまでした。マヤの必死さが良く伝わってきました。





□「NARUTO」#137


ササメ、かーいーんじゃないでしょうか。弱弱しいところがいいね。





□「いちご100%」#9


さつき、かーいーんじゃないでしょうか。健気に元気なところがいいね。
前回とは違って作画のチープさが味に感じられなかった。