ヤンスパが終わってから、この日記で永田さんについての話が少なくなっているので、どうしようかな〜と。
とりあえず、去年の夏にリリースされた「ふたりのトスカーナ」の感想を書いてみます。

    • プロデューサー:桐澤規子
    • 翻訳:大川直美
    • 演出:安藤直子
    • 正直、やりきれない思いのするストーリー。戦争のもっている不条理さが
    • 嫌になるくらい描かれています。しかも、その不条理さが
    • クライマックスまではまったく顔を出さず、むしろ、
    • 自由で芸術に囲まれた屋敷の住人たちと大らかで生き生きとした使用人たち、
    • そして、農園や美しい森の中で遊び暮らす子供たちの幸福な地方生活が
    • 丁寧に映し出されていきます。
    • それだけにより一層、戦争の悲劇の無意味さが痛切に感じられます。
    • 永田さんが当てたペニーはしっかりしているものの少し我の強い子。
    • 自由人で同じく頑固者の伯父さんに叱られたときの泣き顔と
    • 好奇心旺盛で少し生意気な顔が交互に現れるのが可愛らしかった。
    • 永田さんの声も元気な中にも、ときとして心細さや無邪気な毒が顔を見せる場面では
    • 良く雰囲気が出ていたと思います。
    • 土井美加さんの優しい声とよのひかりさんのたくましい声も良かったです。