☆「BUZZER BEATER 試写会」千代田放送会館 16:30-


ブザービーターの試写会に行ってきました。
月刊ジャンプで100組200名、WOWOWのHPで50組100名招待でしたが、試写会場のお客はその1/3いるかいないかくらい。
放送会館だけあって設備は素晴らしそうでした。
時間になるとWOWOWのアナウンサー池田真由美さんが司会として登場。
すぐにゲストを呼び入れます。左から瀧本富士子さん、小林沙苗ちゃん、うえだゆうじさん、宮繁之監督の順に椅子に座って。
一番左に池田さんが座ってトークが始まりました。


まずは自分のキャラ紹介を兼ねて一言。
瀧本さん「ヒデヨシは飛び切り元気な男の子。諦めを知らない男の子です」
ヒデヨシは髪の色とシャツが水色で、瀧本さんも水色の長袖Tに半袖シャツを重ねて黒のジーンズ。
司会「瀧本さんの今日のファッションもNYのストリートにいそうな感じですね」
沙苗ちゃん「チャチェはとても負けず嫌いで活発な女の子。つねにヒデヨシとケンカしている。
ボケとツッコミ?気が強いけど可愛い子です」
今日はシルエットがポンチョ風の黒の長袖ワンピースで胸に青と白のボーダーが入ったもの。足元は黒のブーツ。
相変わらずナチュラルなお洒落な雰囲気。元気そうな笑顔が良かったです。
うえださん「DTというキャラなんですが、きっと田中ダイスケという名前だと思います(会場笑
田中ダイスケじゃ恥ずかしいのでDTじゃないかな?良きヒデヨシの指導者でありライバルでもあります」
宮監督「監督とキャラデザインを兼ねてます。井上雄彦さんの看板のもとに、ポップなイメージを壊さないように、
夜も寝ないで風呂も入らないで作りました(笑」
司会「井上さんからご指名で宮さんで、というお話を聞きました」
宮監督「井上先生も時間がない中、膝を交えてバスケシーンの表現として、リアル、流れ、美しさについて
話してくださいました。アニメ独特のデフォルメが使えないシーンもあって勉強になりました」
うえださん「プレイの流れが実際のバスケから拾ってきた動きを取り入れているんです」
宮監督「もう夢にもバスケが出てくるくらい」
うえださん「収録の1ヶ月前からバスケの特訓を…うそです」
沙苗ちゃん「難しい専門用語が出てくると、何何?って。でも誰も知らなかったり」
ヒカルの碁」のときも最初「碁打ち」のイントネーションがわからなかった、ということもあったそうですね。
でも、フザービーターでは絵に井上先生のチェックがすべて入っているそうですが。
うえださん「宮さんはこう見えても28歳で実は若いんですよ(笑 井上さんからご指名で大活躍」
宮監督「スタッフが皆な寝ないで風呂に入らないで頑張ってくれました」


司会「キャラを演じる上で難しかったところは?」
瀧本さん「全編一切気を抜けないんです、彼のテンションが本当凄くて。終わると息切れしてるんです。
何かというと、(会場に響き渡る大声で)“よっしゃー!”って。
録りの間の休憩時間も他の人と歓談したりしないで、すると女の部分に戻っちゃうんで、ヒデヨシの芝居の間は
一人の世界に入って。(キャラの声で)“誰のことも聞いちゃいないよ、俺は!”って。
プレイしているところは私も体が動いちゃって。右に左に。ジャンプしそうな気持ちになって」
うえださん「並んでるマイクを右のマイクから左のマイクへと動いて…うそです。収録の前に注射打ってたよね」
瀧本さん「頭の後に」
沙苗ちゃん「本当?にんにく注射?」
うえださん「うそうそ(笑」
いやはや。
沙苗ちゃん「毎回のアフレコでは完全に色付きで絵が出来ているので、こういうのは珍しいんですけど、
気持ちも入りやすくて。特に難しいことはなかったんですが、収録では男性が多くて、助けられてました」
うえださん「DTはヒデヨシとは対照的な役どころで、おさえておさえて。普段はワーッという役が多いので。
アフレコの間もスタジオの隅っこで小さくうずくまって…うそです。
とにかく、動いている絵を井上さんに見てもらってチェックを受けているので、リアルな絵がある分、アフレコも
むしろ難しい部分もありました」
宮監督「1枚の絵に対して答えがない中で、スタッフが寝ないで辛抱強く頑張ってくれました。皆なの努力の結晶」
うえださん「実は全話収録は終わってます」
宮監督「こちらはさらにバスケシーンのリアルさを求めて加工に手を入れてますが」
すでに13話録ってあるんですね。ということはすでに絵も出来ているということですね。
この後見た#1#2はキャラも背景も絵が綺麗で動きも迫力ありました。あのクオリティで13話出来ているんですね。


宮監督「基本的にはキャラを見てもらいたいのと、キャラの成長の過程に感じてもらいたいです。それが一番の命題」
司会「とてもチームワークも良さそうな皆さんですね。皆さんでバスケをやるなんて話は…?」
瀧本さん「ユニフォームを作ってもらったんで、バスケをやりたいという話も…」
沙苗ちゃん「うふふふ」
バスケやってみたいのかな?何か嬉しそうに笑ってました。
宮監督「そういうのが得意だったら絵を描いてません(笑」
司会「では最後に一言ずつ」
瀧本さん「全話絵に対して魂が入ってて、こちらも魂を込めて、音響さんもボールのトントンという音まで
魂を込めてます。後半から最後にかけてはオリジナルな展開なので原作を読んでいる方も知らない話になります」
沙苗ちゃん「滝本さんがおっしゃった通りです、私は実際のバスケの試合は見たことがないんですが。
OP、EDも気に入ってます。この後試写で見て、OPで盛り上がって、EDでしっとりして下さい」
うえださん「井上さんのテイストをベースにして、さらにトムスさんの作品としてかなりクオリティは高く出来てます。
13話は構想の半分なので、ぜひ皆さんのご支援をいただいて続きが出来れば…!」
宮監督「ぜひ楽しんで見てください。例えば一人暮らしの方には、仕事が終わって返って来たときに、
ブザービーターのキャラを思い出して、あいつらも頑張ってるから俺も頑張るぞ、と思ってもらえたら嬉しいです。
私はいつもそういう気持ちを込めて絵を描いてます」
いいこと言うなあ、宮さん。
トークは15〜20分くらいだったでしょうか。大きな拍手に送られてゲストが退場しました。
出口で沙苗ちゃんは客席の前の方と後の方へ2回またお辞儀をしていきました。


そして試写の前にまず井上先生とED曲を歌うELTのお二人からビデオメッセージ。
井上先生「バスケを好きでもバスケを知らなくても面白いと思えるアニメになってます」
ELT「私たちもアニメを楽しみにしてます。曲もよろしく」


#1「Throw in」
OPはノリのいいインスト曲。
裏町の賭けバスケをやってるヒデヨシ、リングに顔をぶつけるって凄いジャンプ力ですね。
ヒデヨシの子分、黒人が飯塚雅弓さん、金髪が伊藤実華さん。飯塚さんの軽い演技がいい感じ。
あと、最初にDTといっしょにいたサラという女性を三石琴乃さん。
沙苗ちゃんはアニメの10代の女の子用の高めの声。
瀧本さんは元気でちょっと軽い男の子声。
私は原作読んだことないんですが、月とは別にリングのあるもう一つの月がある世界。
未来のニューヨークなのかな?
動きは綺麗ですね。
EDはEvery Little Thing『鮮やかなもの』。
次回予告はヒデヨシとチャチェの掛け合い。


#2「Transition」
女コーチは勝生真沙子さん。「本当のバスケを!」カッコいいなあ、さすが勝生さん。
ストイックなところのあるキャリアのある女性をあてると最高にはまりますね。
チャチェの祖父でデカイ事を企てているオーナーに石森達幸さん。型破りな雰囲気が良く出てます。
ギューマという(牛魔王か 笑)19歳の宇宙人天才バスケプレーヤーに子安武人さん。よしっ!みたいな一言のお言葉。
この回でのコーチ対ヒデヨシのワンオンワンの動きは迫力ありました。あと、未来世界の背景が凄く綺麗。
面白かったです。
先が楽しみだけど、少しだけ不安なのは、13話という話数。
成長物語というなら13話は少ないですよね。原作は知りませんが、どこまで描くのか。
13話で導入からそれなりに成長過程を入れて、最後は結末としてある程度のカタルシスは感じさせないといけないのですから、
構成は難しいと思うんですが。というか、最近はワンクールのアニメが主流になってる感もありますが、
こういう作品はある程度長くやってほしいです。沙苗ちゃんの出演作でいえば「ヒカルの碁」もラスト何話かの完成度は、
70話以上をかけたからこそ達した高みだと感じます。川上とも子さんのヒカルと沙苗ちゃんのアキラも、それだけ描いた上での
成長のあとがはっきり出ていて感動的でした。
SLAM DUNK スラムダンク」だって休みが多かったけど結果として2年半に渡って100話以上をかけられたのは、
作品として幸せだったですね。


脱線しますが、原作のスラムダンクの終了時は早く続きが始まらないかと思っていたのですが、あれはあれで完結したと
今は感じます。
原作のヒカルの碁は、残念ながら、完結とは思えません、あのラストは。
だから、アニメのヒカルの碁も北斗杯編の続きを作ってほしいとは思いません、私は。
まず、原作が続きを描かなければ、アニメの北斗杯編の続きが仮に作られても蛇足になる可能性が高いと感じます。
アニメは73話から75話の部分はもう十分に完結していると思ってます、本当はスペシャルの北斗杯編すらも
余計だったのではないかというくらいに。もちろん、北斗杯編が一部見れたことは嬉しかったことは嬉しかったのですが。
まあ、ブザービーターとは関係ない話でした。





☆CDアニメ店長B'店長候補生「青空のプレゼント」VOCAL:漢声〜B-VOICE〜(朴路美小林沙苗斎賀みつき皆川純子
c/w「恋するスキル」VOCAL:山田聖徳(岩田光央


「宝石」と同じく4人Ver.と各人Ver.が入ってます。
沙苗ちゃんは和くんに近い声で歌ってますね。宝石のときよりもメリハリが利いてます。
「くじけそうになって」「だから僕はもう逃げないよ」の力を抜いた感じがすごくいい。歌の中にドラマを感じます。
斎賀さんの歌は男前だなあ。
岩田さんは歌っても役者だなあ、さすが。


Tr.9 CONTE「一太です」
朴さんの一人芝居、というか、ヒロシ。おかしい。


Tr.10 CONTE「アニメイト七不思議」
新渡戸和くんの怪談…かな?修くんの皆川さんが面白い。


Tr.11 CONTE「お客様の希望」
シロくん×和くんのBL…かな?女性客の皆川さんが面白い。てか、和くん、ヤバイね可愛すぎ。次は和くん×シロくんで…