• 映画についてはいろんな面でそれほど高い評価ではないけれど、気楽に楽しんどく作品でしょう。
    • 沙苗ちゃんが当てたリブ・タイラーは見ている人を代弁するキャラで、若くて綺麗なヒロインが、
    • 激高したり泣いたりしないと物足りない、といった役どころ。
    • 上手だったと思う。
    • 放映時間を23:44まで延長した大作扱いの作品でヒロインを当てたのを聞くと、若い女優さんなら、
    • もう十分これくらいの役どころを当てられるだけのモノは備わっているんじゃないかな、と感じました。
    • ただリブ・タイラーは、あの口で骨付きの肉なんか骨までしゃぶってそうな“濃さ”みたいなモノを
    • もう少し出しても良かったんじゃないかな、とは思う。
    • 決して、そういう“濃さ”を出せないわけじゃないはず。アニメだけど、「ギルガメッシュ」の風子という、
    • そういう“濃さ”が身上のキャラを演じられてるし。
    • でももう技術的には安心して聞ける水準だと思いました。
    • 今回の吹き替えは、我修院達也若人あきら)さんとか斎藤志郎さんとか、
    • 話題の多いキャスティングでした。この辺はかなりの変化球でしたね。
    • (追記)吹き替えについて、一人一人の役者さんはよかったと思います。
    • 我修院さんの演技もありだと思います。
    • 我修院さんと斎藤さんの演技は、この映画自体が持っているB級テイストな側面にぴったり
    • だったんではないでしょうか。
    • ただ、他の役者さんはこの映画を放送時間延長するような大作として演技していたように
    • 感じました。やや、チグハグな感。
    • そこを、どちらかに統一しなかった演出に少し疑問は感じました。
    • 沙苗ちゃんについては、リブ・タイラーの虫も殺さないような原音の雰囲気から、
    • もう少し離れてもよかったんじゃないかな?どうでしょう。