☆こっちのラジオは聞き逃しました つд`)。「PASTLE UP」さんから。
マンスリーゲストだそうです。来週は聞かなくちゃ(忘れなければ 笑)。


□「巷説百物語」 #2「柳女」 (TVK 04/01/10)
#1は見そびれたので噂の巷説百物語を初めて見ました。面白いですね。キャストも豪華だし。
沙苗ちゃんのおぎんの声は微妙に作ってる声なんですね。
ストレートに見えて手元で少し変化するメジャーリーグの変化球みたいに味のある声でした。
かつての「おぎんお姉ちゃん」と「おぎん」の声のわずかな違いも面白かった。
今のおぎんは死人が出したような声(?)ですね。柳女の正体を看破するところは迫力ありました。
あと、百介の子供の頃もやってましたよね?
最近はアニメでは貫禄のある役が多くなった関俊彦さんの百介も、書生っぽい外見にぴったりで、
さすがに上手いなぁ。
原作は読んだことないんでそちらはどうなのか知りませんが、
最後に仕置きしなくても良いかな、と個人的な好みからは思いました。
笑うセールスマン」みたいに精神崩壊させるだけで十分ではないかな…。
OP曲も初めて聞きましたが、シャレてますね。舞台は江戸末期らしいですが、
明治、大正、昭和初期くらいまでの雰囲気が混じっているような印象。
以前好きだった「吸血鬼美夕(TVシリーズしか見てませんが)」と同じく人の心を描いているのが
いいですね。13話で終わるのがもったいない。
原作に手を出すのをアニメを見終わるまで我慢できるかなぁ。

  • ■「めぐり逢う大地」 原題:The Claim (2000 イギリス・カナダ)
  • 日本公開2002/12 DVD/VHS 03/05/24 発売元:松竹
  • 鉱山の町にエレーナとホープの母娘がやってくると、町は鉄道敷設の調査隊を迎えてざわついていた。
  • 母はかつて自分達を捨てたホープの実の父で、今はこの町の町長になっているダニエル・ディロンに逢いに来た。
  • 調査隊を率いるダルグリッシュに好意を持つホープ、かつての夫婦ダニエルとエレーナ、
  • それに野心を持つ女ルシア。時代の変化が彼らの関係をも左右していく…。
    • 翻訳:アンゼたかし
    • 演出:羽田野千賀子
    • 制作:相原正之
    • 原作があって、イギリスの文豪トマス・ハーディの「キャスターブリッジの市長(1886)」です。
    • 原作ではハーディの他作品と同じくイングランド南部ドーセットシャー一帯を舞台に、穀物法が施行されて
    • 穀物取引が近代的なビジネスになる中で、時代に取り残されていく偏屈な男の悲劇です。
    • 映画は、舞台を同じ時代のアメリカに移して、開拓時代の中西部で鉄道敷設に反対して身を滅ぼしていく
    • 男(ダニエル・ディロン)の話です。主要人物の関係はだいたい原作と同じ。ダニエル・ディロンの性格的な悲劇ですが、
    • 時代の変化に取り残され自らのかつての罪を背負って滅んでいきます。
    • 人間ドラマを描きながら開拓時代の歴史の1ページを見せていて、上手く出来ていると思いました。
    • 沙苗ちゃんのホープは冒頭から恋の予感あり、結末は悲しい別れありで、見せ場もたっぷりあります。
    • 声はとても良く合ってました。
    • 演じているサラ・ポーリーは子役の頃からの「アボンリーへの道」の主役セーラでしたね。
    • あの丹下桜さんが声をあててました。昨秋、日本公開された「死ぬまでにしたい10のこと」でも
    • 主役でしたね。こちらのDVD/VHSに吹き替えは付くのでしょうか、気になります。
    • エレーナ役のナスターシャ・キンスキーはやはりハーディ原作の「テス(1979)」で
    • 若く美しい主役をやってますが、こちらのエレーナも若い時を過ぎた美人が死病を病んだ姿は凄みがあります。
    • あと、娼婦役を当ててた高田由美さんの嬌声が可愛らしかった(笑 最後幸せをつかみます。